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黒人リズム感の秘密

最近のお家時間は、
昔買った本を読み返したりしているのですが、

読んでいたJAZZの本に参考文献として
「黒人リズム感の秘密」があったので、読み直してみました📖

この真ん中辺りの文庫本は、
学校で行われたJAZZ講義の本ver.なのですが、
ここで紹介されています📚

読んでいた所で、うちの黒猫のジジちゃんが来たので、一緒に撮ってみました🐱❤️

この本はダンサーの方が書かれていて、
高校生だった頃、ダンスが上手くなりたくて買いました😊

🔸

実際にメソッドを習いに行ったりしていたので、当時は実技メインで読んでいたのですが、

その他にも、著者がどのように黒人のリズムを身体に入れる事が出来たのか、
音楽の歴史等も書かれているので
色々勉強になります🖋

特に今読み返してみて思ったのは、
ダンサーの人はもっと音楽を聴いた方が良い
と書いてあって、
当時の自分に言いたいのですが笑

🔹

かなりアバウトにダンスの系統を分けると
⚫︎ステージ系 / ストリート系
に分かれていて、

基本どちらのダンスも、
特別な演出がされていない場合は、足音を立てるのは良くない、

特にステージ系は足をポイント(伸ばす)にするので足首周りに筋肉がついていて、

ダンサーの方はタップをやった事がないと、脱力が中々難しくて足で音を鳴らすのに結構手こずるのですが、

🔸

ステージ系のダンサーは、慣れなくてリズムも覚えられない…
という方が多くて、

ストリート系のダンサーは、足は出来なかったけどリズムは分かる!
という傾向があるなぁと感じました.。oO

ストリート系だと、ソウルミュージックとかラップ等黒人のグルーヴを沢山聴いているのと、

やっぱりHip Hopとかも踊りにグルーヴ感があるが重要なので、そこは黒人リズムの音楽にもすごく通じているから、タップのリズムもすぐ理解出来るのかなと思います💡

🔹

音楽は振動を空気に伝えて表現するもので、
対してダンス、特にステージ系のダンスはバレエが基礎で、これは空間芸術なので、

音楽もダイナミクスがあった方が、空気(空間)がブワッと動くので、踊りやすくて、

何かで読んだのですが、
クラシック音楽等は、指揮者が音楽の方向性を示すので、よりダイナミクスが表現しやすい

🔸

ニューオリンズの黒人が発祥のジャズは
最初にテンポが決まっていて、
基本最後までそのテンポなので、

ダイナミクスは表現しにくいのだけれど、
テンポが正確に決まっている分、その中で様々なリズム等で遊べる、と書いてあって、

🔹

確かに、
ダンスの先生がレッスンでカウントを言う時に、

「いちに↗︎ーい さん しい ご↗︎ーろくしちはち」

と数えていたり、、本当は☝️はカウントがイーブンではないのですが😅

こう数えた方が空間を埋めるような身体の動きをしやすい≒ダイナミクスを表現しやすいので、

踊っている方は違和感をあまり感じなくなっています💡

なので、そう数えても違和感ないような楽曲で踊る事が多くて、聴く音楽もそっちに偏りがちかなと思います📀

🔸

著者の方は、色々な音楽を聴くこと、
とありましたが、

一つの核を中心にして、
色々な物を組合わせると、相乗効果があって

タップは足で鳴らすリズム 音が核だけれど
ジミースライドも、舞台に「立つ」時の身体の使い方からはじめたと DVDでやっていたり、

アーサーダンカンやグレゴリーハインズも
足だけじゃなくて歌も掛け合わせて
パフォーマンスしていたり、、

🔹

自分が受けているタップのインプロのレッスンでも、変わった音楽で踏んでみたり、
なるべく多岐にわたる音楽を聴く👂💫

一つの核をメインに、他の様々なもの、
音楽だったりを聴いていく事が重要だなぁ
と今では分かるのですが

高校生の時の自分は、サラッとそこを読んでいたので笑

こういうSTAY HOMEの期間をきっかけに、
昔買った他の本やDVDも見返してみようかなと思います✨

MIYU